パタヤのダイビング|体験・ファンダイブ・日本語対応の選び方

パタヤでダイビングを予約するときは、最初に未経験者の体験ダイビングか、認定ダイバーのファンダイブかを分けます。そのうえで、当日の海域、日本語を話す担当者、ダイブ本数、器材、食事、ホテル送迎、参加条件を同じ基準にそろえてショップを比較しましょう。

パタヤ沖とサメサン沖には、島周辺のリーフや沈船など複数の選択肢があります。ただし、予約時点で特定ポイントや透明度を保証できるわけではありません。風、波、流れ、雨、参加者の経験によって行き先が変わるため、「透明度〇m」といった固定の数字より、変更時の説明と代替ポイントを確認することが重要です。

この記事では、日本語で相談できるOrient Blue Dive CenterとGoGo Diversを中心に、2026年9月時点の現行プランを比較します。独学の潜水方法や医学的な適性判断は扱わず、認定インストラクターと医師へ確認すべき点を明確にします。

目次

初めての体験か、認定ダイバーの参加かを分ける

「パタヤで潜ってみたい」という希望でも、必要な資格と当日の進み方は商品によって異なります。予約画面では、体験ダイビング、ファンダイブ、ライセンス取得講習を混同しないようにしてください。

参加タイプ資格主な内容予約前の確認
体験ダイビング不要知識説明、器材説明、浅い場所での練習、インストラクター管理下の潜水最低年齢、最大深度、1回か2回か、練習言語、器材代
ファンダイブ認定資格が必要資格・経験の範囲内でリーフや沈船などを潜る認定ランク、最終ダイブ、ログ本数、ポイント条件、ガイド人数
リフレッシュ認定資格が必要ブランクがある人が知識と基本スキルを復習復習場所、追加時間・料金、当日のファンダイブと両立するか
オープンウォーター講習入門資格を取得eラーニング、限定水域、海洋実習必要日数、学習言語、認定料、器材、日程変更

未経験者は体験ダイビングを選びます。PADIのDiscover Scuba Divingは認定資格そのものではなく、PADI公式案内の最低年齢は10歳です。ショップごとに健康条件や実施深度が定められるため、年齢だけで参加できるとは限りません。Orient Blueは体験ダイビングを1日2ダイブ、10歳以上と案内しています。

認定ダイバーは、資格カードまたはeカード、ログ本数、最終ダイブ日を伝えてファンダイブを選びます。沈船は深度、流れ、進入の有無などで必要資格と経験が変わります。GoGo Diversは、同社の案内上、沈船ダイブをAOW認定者向けとしています。オープンウォーター認定を持っているだけで、どの沈船にも参加できるとは考えないでください。

長く潜っていない人や器材操作に不安がある人は、予約時にブランク期間を伝えます。ショップからリフレッシュや浅いポイントを提案された場合は、費用だけで断らず、安全に1日を楽しめるかで判断しましょう。現地で申告を遅らせると、船上で参加内容が変わることがあります。

ライセンス取得は、旅行中の1日だけで完結する体験とは異なります。Orient Blueはオープンウォーター講習をeラーニング、プール1日、海洋実習2日で案内し、GoGo Diversも3日間の構成を示しています。旅行日程に学習時間、連続または分割した実習日、ダイビング後の飛行禁止時間まで入れられるかを確認してください。

シュノーケリングは水面から楽しむ別のアクティビティで、ダイビングの参加条件や器材と同じではありません。泳ぐ体験を探している人は、商品名だけでなく内容を確認して選びます。 詳しくはパタヤのアクティビティをご覧ください。

潜る海域と、その日に期待できる条件

パタヤのデイトリップでは、パタヤ沖または南側のサメサン沖へ向かう商品があります。Orient Blueはパタヤとサメサンの2港に船を配置し、土日はどちらかで催行すると案内しています。出港海域は海況、天候、予約状況を見て決める場合が多く、海域を指定したい人は事前問い合わせが必要です。

海域を比較するときは、「パタヤ」「サメサン」という名前だけでなく、次の条件を聞きます。

  • リーフ、砂地、沈船のどれを予定しているか
  • 予定水深と流れの強さ
  • 必要な認定ランクと最低経験本数
  • 体験ダイビングと認定者が同じ船か
  • 海況悪化時に別ポイントへ変わるか、中止になるか
  • 変更時の返金、差額、ダイブ本数の扱い

PADIのパタヤ地域ガイドでは、一般に11月~4月の乾季を海が比較的穏やかで透明度を期待しやすい時期、5月~10月を風雨の影響でポイントが制限される可能性のある時期としています。ただし、これは旅行日当日の透明度を保証する説明ではありません。同じ季節でも、風向き、降雨、潮、浮遊物、ボート移動後の場所によって見え方は変わります。

「パタヤの透明度は悪い」「乾季なら必ずきれい」という両極端の判断は避けましょう。予約前に直近数日のログや水中写真をショップへ尋ね、撮影日と海域も確認します。写真は条件がよい瞬間を選べるため、実際の平均的な見え方として断定せず、運営者の当日判断を優先します。

初心者は、透明度の数字よりも、流れが弱く練習しやすい場所、インストラクター1人が見る参加者数、日本語で合図と耳抜きを確認できることを優先したほうが安全です。認定ダイバーが沈船を希望する場合は、外観を見るのか内部へ進入するのかも分けます。進入には通常のファンダイブと異なる訓練・器材・計画が必要になるため、自己判断でガイドから離れてはいけません。

野生生物も保証されません。ウミウシ、魚群、エイ、カメなどが紹介されることはありますが、見られる種類と数は当日次第です。生物に触れない、餌を与えない、サンゴや海底に立たないという基本を守り、写真のために追いかけないようにします。

日本語対応・人数・含まれる費用でショップを比べる

「日本語対応」には、メール予約だけ日本語、学科だけ日本語、船上説明が日本語、水中を担当するガイドも日本人という違いがあります。安全説明、健康申告、器材トラブル、耳抜き、残圧、緊急時の合図まで日本語で確認したい人は、予約担当ではなく当日のインストラクター/ガイドの言語を質問してください。

2026年9月時点で公式サイトに現行情報を掲載する2社を、同じ条件で比べると次のようになります。

比較点Orient Blue Dive CenterGoGo Divers
拠点・催行パタヤのプラタムナック・ヒル。パタヤ/サメサンからデイトリップバンコクに店舗。パタヤ/サメサンへ日帰り催行
日本語メール・LINEは日本人スタッフ。講習言語は日本語・英語・タイ語公式サイトで全ガイド日本人と案内
体験ダイビング4,500バーツ、2ダイブ5,000バーツ、2ダイブ、レンタル器材込み
ファンダイブ3,000バーツ、2ダイブ。3本目500バーツ3,200~3,900バーツ、2~3ダイブ
器材ファンダイブのフルセット500バーツ。体験の含有は予約時に再確認体験は込み、ファンダイブは別。必要器材を指定して見積もる
食事船上ランチ、飲み物、軽食、果物、タオルをデイトリップ料金に含む船上昼食・飲み物などを案内。選択プランの含有を確認
送迎ショップ~港は込み。パタヤ市内ホテル送迎なしバンコク/パタヤのホテル送迎を選択可能。対象・追加料金を確認
注意点平日は最低催行5人または同額。支払いは現金・銀行振込集合方法、海域、料金幅の該当条件を問い合わせる

料金は公式掲載額ですが、海域、追加ダイブ、レンタル、送迎、海域使用料などで総額が変わります。Orient Blueはサメサン海域で1人100バーツの入海料を別途案内しています。GoGo Diversのファンダイブは料金に幅があるため、自分の資格、希望本数、器材、集合場所を伝えて確定額を受け取りましょう。

Orient Blue Dive Center

パタヤ滞在者がショップ集合で参加しやすく、体験、ファンダイブ、PADI講習を日本語で相談できます。公式デイトリップ例は7:00ショップ集合、16:30ごろ帰港・ショップへ戻る流れで、海況により変更されます。日本語の問い合わせ窓口があっても、希望日に日本語の水中担当者が確定するかは予約回答で確認してください。

住所389/119 Corrib Village, Phratumnak Hill Soi 5, Moo 12, Nongprue, Banglamung, Chonburi 20150, Thailand
地図Googleマップで見る
営業時間8:00~17:00。海へ出て不在の場合があるため、来店前にメールまたはLINEで確認
公式サイト公式サイト

GoGo Divers

バンコクを拠点に、日本人ガイドとパタヤ/サメサンの日帰りダイビングへ参加したい人が比較しやすいショップです。公式申込案内では、当店集合、バンコクホテル送迎、パタヤホテル送迎、現地集合から希望を伝える形式です。どの送迎方法が選べるか、集合時刻と追加料金、解散場所を見積書で確認してください。

住所537/27 Pridi Banomyong 23 Alley, Phra Khanong Nuea, Watthana, Bangkok 10110, Thailand
地図Googleマップで見る
営業時間予約・来店可能時間は公式窓口へ確認。海況や催行日により集合時刻が異なる
公式サイト公式サイト

見積もりを依頼するときは、「体験またはファン」「資格と最終ダイブ」「希望日」「宿泊ホテル」「必要な器材」「日本語担当の希望」を1通にまとめます。合計金額だけでなく、誰がどこから港へ運び、何本潜り、何時ごろ解散するかまで回答がそろったショップを選ぶと、現地での追加支払いを減らせます。

集合から解散までの1日と持ち物

パタヤのボートダイビングは、朝にショップまたはホテルへ集合し、器材合わせ、港への移動、乗船、2~3ダイブ、船上昼食、帰港、解散という流れが基本です。集合場所がショップでも、実際の出港地がパタヤ港かサメサン港かで陸上移動時間は変わります。

Orient Blueの公式スケジュール例は、7:00ショップ集合・器材合わせ、7:30港へ出発、8:30出港、10:00に1本目、12:00に2本目、13:00昼食、14:30に3本目、16:30帰港です。2ダイブ参加者の待ち方や、3本目を当日追加できるかは確認が必要です。天候と海況で時刻は変わるため、同日の夕食予約や長距離移動を帰着予定直後に置かないでください。

GoGo Diversはパタヤ/サメサンの船を体験とファンダイブで共有し、体験は2ダイブ、ファンは2~3ダイブと案内しています。バンコク送迎を使うと1日の拘束が長くなるため、ホテル出発・帰着の予定時刻を確認します。パタヤ滞在者は、ホテル送迎と現地集合のどちらが早く帰れるかも比較しましょう。

持ち物は次を基準にします。

  • 認定ダイバーは資格カードまたはeカード、ログ情報
  • 予約確認書、緊急連絡先、指定された身分証
  • 水着、ラッシュガード、着替え
  • 帽子、サングラス、日焼け対策
  • 濡れてもよいサンダルと防水バッグ
  • 酔いやすい人は、医師・薬剤師に相談した酔い止め
  • 追加料金やチップ、帰路用の現金
  • 自分の器材を使う場合は交換部品と電池の状態

レンタル器材を使う人は、身長、体重、足のサイズを予約時に正確に伝えます。当日はBCDとウェットスーツのサイズ、マスクの密着、フィン、レギュレーター、残圧計の表示を担当者と確認します。使い方が分からない器材を見よう見まねで操作せず、日本語説明を希望する箇所を乗船前に伝えてください。

水中カメラを使いたい人は、体験ダイビングで持てるか、ガイドが撮影するか、レンタルやデータ代があるかを確認します。初回から撮影を優先すると浮力や周囲への注意が落ちるため、担当者が許可しない場合は器材操作と安全を優先します。

潜らない同行者が乗船できるとは限りません。シュノーケリング商品があっても、同じ船、同じ海域、同じ集合時刻かを確認してください。船に乗らず陸上で待つ場合は、港が観光に適した場所とは限らないため、別行動と再集合場所を決めておきます。

予約前に参加条件と中止・変更を確認する

ダイビングでは、料金を払えば必ず潜れるわけではありません。予約前に健康申告、年齢、資格、ブランク、泳力、当日の体調を正直に伝えます。体験参加者も認定ダイバーも、ショップ指定の申告書を事前に読み、医師の評価が必要と示された場合は期限までに書類を用意してください。

PADIのダイバーメディカル参加者チェックシートは、ダイビング前の初期スクリーニングです。設問への回答から医師の評価を求められることがあります。持病、服薬、手術歴、妊娠、耳・副鼻腔・呼吸器の問題などを、旅行者自身やショップが医学的に「大丈夫」と判断するものではありません。必要ならダイビング医学を理解する医師へ相談します。

風邪、発熱、二日酔い、強い疲労、耳抜きができない状態など、当日に体調が変わることもあります。参加を取りやめる基準と返金条件は別問題です。返金されないから潜る、という判断をせず、体調を担当者へ申告してください。

ダイビング後に飛行機へ乗る予定も先に伝えます。DANの飛行機搭乗までの公式ガイドラインでは、減圧不要の単一ダイブ後は最低12時間、1日に複数回または複数日にわたるダイビング後は最低18時間の水面休息を推奨しています。減圧停止を伴う潜水後は18時間より大幅に長い間隔が必要とされます。

パタヤの日帰り商品は2~3ダイブが一般的なので、最終ダイブから飛行機まで最低18時間以上を確保し、ショップとダイブコンピューターの指示のうち長いほうに従う計画が現実的です。これらの時間は安全を保証する境界ではなく、長く空けるほどリスク低減につながります。高地へ移動する予定もショップへ相談してください。

旅行保険は、「マリンスポーツ対応」だけでなく、スキューバダイビング、予定する深度、救急搬送、再圧治療、器材損害が対象かを約款で確認します。運営者の保険と個人の旅行保険は補償範囲が異なります。認定資格を超える潜水や規約違反が免責にならないかも確認しましょう。

取消条件は、自己都合、運営者都合、悪天候、海域・ポイント変更に分けて質問します。Orient Blueは予約日の2日前から100%のキャンセル料を案内していますが、無料取消の締切時刻は曜日例を含めて掲載されているため、自分の日程で明文化してもらいます。GoGo Diversも予約回答で確定条件を受け取り、口頭だけにしないようにしてください。

最後に、次の項目が1通の予約確認にそろっていれば、比較は完了です。

  1. 参加コース、ダイブ本数、予定海域
  2. 当日の日本語担当者と参加人数
  3. 器材、食事、海域料、送迎を含む総額
  4. 集合場所・時刻と解散予定
  5. 健康書類、資格カード、必要な身分証
  6. 中止・変更・自己都合取消の扱い
  7. 最終ダイブ終了予定と帰国便までの間隔

よくある質問

ダイビング未経験でもパタヤで潜れますか?

資格不要の体験ダイビングを選べます。PADIの最低年齢は10歳ですが、健康申告やショップ独自の参加条件も満たす必要があります。日本語で知識説明・練習・水中の合図を確認できる担当者を予約してください。

パタヤの海は透明度が低いですか?

透明度は季節だけで固定できず、風、波、雨、潮、海域で日々変わります。乾季は比較的穏やかな傾向がありますが、数値を保証とは考えず、直近の海況とポイント変更条件をショップへ確認してください。

日本語で予約できれば水中ガイドも日本語ですか?

必ずしも同じではありません。日本語の予約窓口、船上の安全説明、体験練習、水中担当者を分けて確認し、希望日に誰が担当するかを予約回答へ記載してもらいましょう。

沈船ダイビングはオープンウォーター資格で参加できますか?

沈船の深度、流れ、進入の有無と運営者の条件で変わります。GoGo Diversは同社商品でAOW認定者向けと案内しています。資格名だけで判断せず、ログ本数とブランクも伝えてください。

ダイビングの翌日に日本へ帰国できますか?

最終ダイブと搭乗時刻の間隔次第です。DANは複数ダイブ後に最低18時間の水面休息を推奨しています。ショップとダイブコンピューターの指示も確認し、余裕を持って帰国便を選んでください。

まとめ|資格・言語・総額・帰国便までそろえて選ぶ

パタヤのダイビングは、未経験者の体験、認定者のファンダイブ、資格取得講習で必要な条件が異なります。まず参加タイプを決め、予定海域、ダイブ本数、日本語の水中担当、器材、食事、送迎を含む総額をそろえて比較してください。

Orient Blueはパタヤ拠点で日本語講習とパタヤ/サメサンの自社船デイトリップを案内し、GoGo Diversはバンコク拠点から日本人ガイドによる日帰りプランを提供しています。どちらも表示価格だけで決めず、希望日の催行、集合方法、海域、参加人数、追加費用を個別に確定することが大切です。

透明度や特定ポイントは当日まで変わります。健康申告を正直に行い、必要なら医師の評価を受け、資格と経験の範囲を超えないでください。帰国便までは複数ダイブ後に最低18時間以上を確保し、取消条件と保険まで確認すれば、旅行日程に合うショップを選びやすくなります。

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この記事を書いた人

タイ渡航歴15年以上。バンコクを中心に、ホテル、グルメ、観光、街歩きなどを実際の体験をもとに紹介しています。タイに行き始めた頃は分からないことばかりでした。その経験を活かし、「初めてタイへ行く人にも分かりやすく」を大切に記事を書いています。最近はタイ語も勉強中。タイスイーツ、パックブン、バミー、タイビールが好き。

ディーサンのプロフィールを見る>>

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