パタヤのソンテウルート|路線図・乗り方・料金と乗り継ぎ

パタヤのソンテウは、荷台を座席にしたピックアップ型の乗合バスです。主要道路を安く移動できますが、鉄道のような路線番号、全停留所、全便の終点をまとめた公的な時刻表はありません。まず道路の進行方向を選び、車体の行き先表示・待機列・運転手の案内で、その車が目的地まで行くかを確かめるのが基本です。

この記事の路線図は、2026年9月に道路の一方通行、公表されている運賃改定、現地で案内される主要区間を照合した方向図です。イベント時の交通規制、時間帯、運転手の運行区間によって途中で折り返すことがあるため、全車が矢印の端まで直通する保証図ではありません。

目次

行き先から選ぶソンテウのルート図

最初に目的地を地図アプリで開き、「海側のビーチロード」「その1本内陸側のセカンドロード」「南のジョムティエン」「北のナクルア」のどこに近いかを見ます。中心部の2本は一方通行なので、往路と復路で乗る道路が変わります。

行きたい方向 方向図(縮尺なし) 乗る前の確認
中心部を南へ 北側・ドルフィンロータリー付近 → ビーチロード → 南パタヤ側 ビーチロードは北から南。南端でどこへ曲がるかは車ごとに確認
中心部を北へ 南パタヤ側 → セカンドロード → ドルフィンロータリー付近 セカンドロードは南から北。ナクルアへ直通するとは限らない
ジョムティエンへ 南パタヤ側の乗り場 → タップラヤ通り方面 → ジョムティエン・ビーチ側 待機列の行き先表示と「Jomtien」を確認
ナクルアへ ドルフィンロータリー付近 → ナクルア通りを北へ ロータリーでビーチロードや北パタヤ通りへ曲がる車は乗り換え
ソイブッカオ周辺へ 南パタヤ通り側 ↔ ソイブッカオ ↔ パタヤ中央通り側 走行区間と折返し位置が変わり得るため、近い交差点名で確認

この模式図で確実に判断できるのは「どちら側の道路で、どちら向きの車を待つか」までです。ホテル名だけを見せて乗るのではなく、道路名と近い交差点を保存しておくと、途中で終点になっても乗り継げます。図を端末へ保存して使う場合も、当日の車内表示と現地標識を優先する注記を一緒に残してください。

ビーチロードとセカンドロードを使う

タイ国政府観光庁のパタヤ・ビーチ通り案内では、ビーチロードは北から南へ向かう一方通行で、約3kmと案内されています。海を右手に見て南へ進み、セントラル・パタヤ周辺、ロイヤルガーデンプラザ周辺、ウォーキングストリート北側へ近づく方向です。

反対に、パタヤ・セカンド通り案内では、セカンドロードは南から北への一方通行です。南パタヤ側から、セントラル・パタヤの内陸側、ターミナル21方面へ近づくときに使えます。

中心部での選び方は単純です。

  1. 南へ移動するなら、まずビーチロードの北→南側を選ぶ
  2. 北へ移動するなら、セカンドロードの南→北側を選ぶ
  3. 目的地が2本の間なら、近いソイ(枝道)で降りて歩く
  4. 帰りは同じ場所の向かい側ではなく、もう一方の幹線道路へ出る

ソンテウが南端または北端で必ず一周するとは考えないでください。ビーチロードから南パタヤ側へ着いた車が、セカンドロードへ回ることもあれば、待機・折返し・別方向へ進むこともあります。進路が目的地から外れたら、ベルを押して安全な場所で降り、道路を渡る前に次の乗り場を地図で確認します。

パタヤ市の公共交通利用案内では、事業者に許可された経路を走ること、利用者に標識のある停留所で乗降することへの協力を求めています。停留所表示がある区間ではそこを使い、交差点内、横断歩道上、急なカーブ、車線中央へ出て車を止めないでください。

ジョムティエン・ナクルア・ソイブッカオへ向かう

中心部の周回と郊外方向は、同じ青い車体でも運行区間が同じとは限りません。色だけで判断せず、待機列の標識、フロントや側面の行き先表示、運転手への短い確認を組み合わせます。

ジョムティエン方面

中心部からジョムティエンへ向かうときは、南パタヤ通りとセカンドロードが接続するワット・チャイモンコン周辺の待機列が目印です。ただし、工事や交通整理で待機位置がずれる場合があります。地図で交差点へ着いたら、並んでいる車の表示を見て「Jomtien?」と確認し、乗合として出発する車に乗ります。

一般的な進行は、南パタヤ側からタップラヤ通り方面を通り、ジョムティエン・ビーチ側へ向かう流れです。ビーチ沿いでは、ホテル名よりも「Jomtien Beach Roadの何番ソイ付近」と伝える方が降りる位置を合わせやすくなります。目的地の手前で地図を開き、100〜200mほど前にベルを押せるよう準備します。

帰りは、ジョムティエン・ビーチ沿いで中心部方向へ進む側を選びます。同じ車がセカンドロードの希望地点まで行くとは限らないため、タップラヤ通りや南パタヤ側で運行が終わったら、いったん支払って中心部行きへ乗り継ぎます。

ナクルア方面

ナクルアは中心部の北側です。セカンドロードを北へ進む車に乗り、ドルフィンロータリー付近で進路を見ます。車がナクルア通りへ北上すればそのまま乗れますが、ビーチロード側または北パタヤ通りへ曲がる場合は、ロータリー付近の安全な停留所で降り、ナクルア方面の車に乗り換えます。

ナクルア通りのどこまで走るかは車両ごとに同じとは限りません。「Naklua」だけでなく、目的地に近い市場、交差点、ソイ番号まで地図で示してください。北側から中心部へ戻るときも、行きに降りた場所の真正面から必ず乗れるとは限らないため、進行方向と停留所表示を見直します。

ソイブッカオとサードロード

ソイブッカオでは、南パタヤ通り側からパタヤ中央通り側へつながる区間などでソンテウを見かけます。ただし、中心部の一方通行ペアと同じ感覚で「常に一周する路線」と考えず、乗車前に近い大通り名を伝えて進行方向を確かめます。途中の市場周辺や交差点で交通が詰まりやすいため、徒歩で幹線道路へ抜けた方が早い場合もあります。

検索結果にはサードロード全体を一本の定期線として描いた図もありますが、2026年9月時点で、すべての時間帯・全区間を同じように走る公的な固定路線表は示せません。サードロード上で車を見つけても、流しの乗合、待機、貸切移動のどれかを外見だけで断定せず、行き先表示と乗合かどうかを確認してください。

乗る・降りる・支払うまでの順序

乗り場には、車が並んで出発を待つ場所と、運行中の車へ乗る停留所があります。待機列では先頭車の行き先を確認し、係員がいれば案内に従います。流しの車を利用できる区間でも、標識のある停留所を優先し、車道へ出ずに手を上げます。

乗車から支払いまでの順序は次の通りです。

  1. 現在地と目的地を地図へ保存する。 乗る側の道路と車の進行方向を照合します。
  2. 乗合か確かめる。 ほかの乗客、行き先表示、待機列を見て、不明なら「shared songthaew?」「Jomtien?」のように短く確認します。
  3. 完全に停車してから乗る。 後部ステップで飛び乗らず、荷物を通路や乗降口に置きません。
  4. 降りる準備を早めにする。 地図上で近づいたら車内の降車ベルを押し、減速して安全に止まるまで座ったまま待ちます。
  5. 車道側へ飛び降りない。 後続のバイクを見て、手すりを使って降ります。
  6. 降車後に支払う。 運転席側へ回り、運転手または集金する人へ人数分を渡します。少額紙幣と硬貨を用意しておくとスムーズです。

「行き先を質問すると必ず貸切になる」という決まりはありません。ただし、ドア・ツー・ドアの目的地指定、待機、迂回を頼むと貸切の提案になることがあります。通常の乗合に乗りたいなら、目的地へ行くかと同時に、乗合料金かどうかも確認してください。

走行中は荷台から手やスマートフォンを外へ出さず、立ち上がらないようにします。大きなスーツケース、ベビーカー、車いすなどがある場合は、乗降口をふさがないか、固定できるかを乗車前に判断してください。

料金と貸切の区別を乗る前に確かめる

パタヤのソンテウは2026年4月10日に運賃改定が案内されました。Siam RathとMatichonの運行事業者への取材では、1〜10kmは1人15バーツ、終点までの長い区間は最大20バーツとされています。従来の10バーツからの値上げなので、改定前の記事や図に残る10バーツ表示を現行料金として使わないでください。

ただし、2026年9月時点では、運行主体または行政が「どの地点から20バーツか」を路線別に示す原告知・正式運賃表までは確認できませんでした。通常の1〜10kmは15バーツ、長距離・終点区間は20バーツを目安にしつつ、車内・乗り場の表示があれば優先します。この確認限界は、移動手段全体を比較する記事と共通です。

利用形態 料金の考え方 乗る前に聞くこと
通常の乗合 2026年9月時点の案内は1〜10kmが15バーツ、長い区間は最大20バーツ 目的地まで乗合で行くか、途中で精算・乗り継ぎがあるか
途中終点で乗り継ぎ 車を降りる区間ごとに支払う可能性 次の乗り場と、今の区間の金額
貸切・目的地指定 乗合運賃とは別。人数、距離、時間、待機、迂回で交渉 1人当たりか1台当たりか、総額、片道か往復か

15バーツまたは20バーツという乗合運賃を、貸切にも当てはめることはできません。逆に、運転手から高い金額を提示されたときも、すぐに不正と決めつけず、貸切としての提示か、長距離の乗合か、1人分か一台分かを確認します。合意できなければ乗車前に断り、別の車を待ちます。

運賃表示が車内や乗り場にあれば、その日・その車の案内を優先します。行き先、乗合・貸切、料金が曖昧なまま走り出すより、短い英語で「shared?」「how much per person?」と確認する方がトラブルを減らせます。20バーツ札や硬貨を用意し、大額紙幣だけで乗らないようにしましょう。

行き先が違う・運行が見つからないとき

ソンテウが曲がって目的地から離れ始めたら、車内に残って元の方向へ戻ることを期待せず、ベルを押して安全な場所で降ります。歩道へ移ってから現在地を確認し、次の順で立て直してください。

  1. 目的地に最も近い主要道路と進行方向を再確認する
  2. 反対方向なら、安全な横断場所を使って道路の反対側へ移る
  3. 中心部の一方通行ペアなら、ビーチロードとセカンドロードを取り違えていないか見る
  4. ジョムティエン・ナクルア方面なら、起点側の待機列または分岐地点へ戻る
  5. 途中終点なら、その区間を支払い、次の車の乗り場を聞く

車が見つからないときは、時間帯、交通規制、イベント、雨、事故などで待機場所や運行量が変わっている可能性があります。「24時間いつでも同じ頻度」とは考えず、明るく人のいる場所で待ちます。停留所の時刻表がない区間では、予約時刻から逆算できる交通手段としては扱いにくい点にも注意が必要です。

時間が決まった予約、夜遅いホテル帰着、複数人+大きな荷物、路地奥の目的地では、ソンテウの安さより直行できる配車の方が扱いやすいことがあります。ソンテウを使う場面は「主要道路上を安く移動したいとき」に絞ると、初めてでも判断が簡単です。 詳しくはパタヤの移動手段をご覧ください。

よくある質問

パタヤのソンテウ料金はいくらですか?

2026年4月10日の改定後は、複数の現地報道で1〜10kmが1人15バーツ、終点までの長い区間は最大20バーツと案内されています。行政・運行主体の区間別原表は確認できていないため、長距離では車内・乗り場の表示も見てください。貸切は別料金です。

ソンテウはどこで乗れますか?

標識のある停留所や行き先別の待機列を優先します。中心部は南行きがビーチロード、北行きがセカンドロードの進行方向です。ジョムティエン方面は南パタヤ通りとセカンドロードの接続部周辺で、当日の待機位置と行き先表示を確認してください。

行き先を聞くと貸切料金になりますか?

質問しただけで自動的に貸切になる決まりはありません。ただし、ホテル前までの直行、待機、通常経路からの迂回を頼むと貸切の提案になる場合があります。「乗合か」「1人いくらか」を乗車前に確認してください。

ビーチロードの車はジョムティエンまで直通しますか?

全車が直通するとは限りません。ビーチロードの車が南パタヤ側で折り返す、待機する、別方向へ進むことがあります。ジョムティエン行きの待機列へ移り、行き先表示または運転手の案内を確認する方が確実です。

まとめ|道路の進行方向と乗合・貸切の区別から確認する

パタヤのソンテウルートは、中心部ならビーチロードが北から南、セカンドロードが南から北です。ジョムティエンは南パタヤ側の待機列、ナクルアはドルフィンロータリーから北方向、ソイブッカオは近い大通りと折返し位置を手掛かりにします。サードロードを含め、全車が同じ経路・終点まで走ると一般化しないことが大切です。

乗る前に進行方向、行き先、乗合かどうかを確認し、降りる少し前にベルを押します。運賃は2026年4月10日の改定後、1〜10kmが15バーツ、長い区間は最大20バーツという案内です。貸切は別に総額を確認してください。誤乗や途中終点でも、主要道路へ戻って区間ごとに乗り継げば立て直せます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

タイ渡航歴15年以上。バンコクを中心に、ホテル、グルメ、観光、街歩きなどを実際の体験をもとに紹介しています。タイに行き始めた頃は分からないことばかりでした。その経験を活かし、「初めてタイへ行く人にも分かりやすく」を大切に記事を書いています。最近はタイ語も勉強中。タイスイーツ、パックブン、バミー、タイビールが好き。

ディーサンのプロフィールを見る>>

目次